2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧
19世紀までの機械論よりの心の哲学の流れから、20世紀になり現象に対する内観性(自分の精神活動を観察することで得る主観的な性質)と、客観的な観察による物質性(質量があり、五感で感じ取れる性質)に着目し、それらを直接因果的に結びつける説明の不備を指…
今日から、心の哲学、または相対論の哲学に焦点を当てて記事を書きたいと思います。 心身問題を扱うにあたってまずはそれを巡る哲学史をおさらいします。以下 心身問題(mind-body problem)とは、不可視の心と可視の身体との関係を哲学的に問う問題です。 そ…
私と他者は、知覚において同じ視点状況に立てば同じかもしくは近い景色を見ることができる。 また、私と他者は、感覚において同じ身体状況になることによって同じ感覚を体験できる。 しかし、必ずしもそうではない。 私たちは同じ対象に様々な感情を抱く。あ…
前回の続き 知覚は複眼的で不完全なものである。知覚対象は視点状況によって人により異なり、ゆえに観察が可能。カメラでも使って共有すれば良い。 感覚は単眼的で完全なものである。寂しいという感情は自己完結していて他者から観察不可能。原因はわかって…
塾の生徒全員分のテスト対策プリントを作ってへとへとながら、アドレナリンかドーパミンか、神経伝達物質の活性化が記事作成の原動力となったようで、連日の投稿です。 しかし印刷機は難しいです。今日冊子として印刷する方法を学びました。これで製本ができ…
ご存知でないとおり僕は塾講師のバイトをやっているのですが、定期テスト前ということで明日日曜日に塾を開ける許可を室長にもらい、生徒の自習スペースを確保した次第です。 テスト勉強頑張ってほしいですね。 ということで以下本題です。 知覚報告(世界記…